年末レート単調減少Streak最長記録更新の展望、あるいは上達しないゲームとの向き合い方について
これは何?
競プロ Advent Calendar 2022 の5日目の記事です。#競プロAdC
- 競プロにはいろいろな楽しみ方があるよ
- 疲れたら一度距離を置いて、また気が向いたら戻ってきたら?
というような趣旨の怪文書です。(そはほんまか?)
前回までのあらすじ
本AdC25日目担当のryusukeさんがAtCoder(アルゴ)のレーティングで水色に到達した(めでたい)ことのお祝いに花を添える(?)ものという認識の本企画に空き日程があった。
これはいかんということで、ネタ記事が出てなさそうな最初の空欄にエントリーしたら、何の準備もできずに当日を迎えたというお話。(なんなら当然のように全枠埋まったし、私が無理に参加しない方が良かったのでは?みたいな状態ではある)
閑話休題
AtCoderで問われる技術的なものについて書くのは、私より適任の方がいくらでもいるので、私が書けるネタ記事は何かを考えた結果、「年末レート単調減少Streak最長記録」のお話になりました。
年末レート単調減少Streakって何?
その名のとおり、AtCoderの「年末」時点の「レート」が「単調減少」している期間の連続(Streak)記録です。
AtCoder(アルゴ)のレーティングが始まったのが2016年で、私の年末レートが2021年まで単調減少なので、他の方の状況を知りませんが「年末レート単調減少Streak最長記録保持者(の1人)」ということが言えます。(コーナーケース(?)ですね)
記録更新の展望
ありがたいことに(?)、昨年末(2021/12/26)が765に対して、現時点(2022/12/05)が835なので、「年内残り3回のABCで70減ることはないやろ」というお気持ちです。(これは罠で、今年のABCで1回で減少したレートの最大値は50なので、更新もありえます。)
(2022/12/26追記)
12/24のABC283終了時点で813となりましたので、無事記録更新回避となりました。
来年からは単調増加ストリークに変えていきたいですね。
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結局これは何?
「5年間連続で記録が落ちてる人が、6年目でちょっと上向きそうなのおもしろくね?」というお話です。(本当に上向いてるかは議論の余地があります)
いわゆる趣味(とりわけ対戦ゲーム)に対する取り組み方として、自分が向いていないかもしれないと思ったときor明らかに勝てない状態が続いたときに、一般的な判断としては、その趣味で競うことをやめる(いわゆるエンジョイ勢になる)か、その趣味自体から一時的(あるいは永久的)に距離を置くものだと思っています。
で、面白いことに、どうやら強い人も、そこそこで飽きてくるらしく、同じようにエンジョイ勢になったり、やめたりするようです。(強い人たちは、より正確に伸びしろ(あるいは上との差)の分析ができるのも大きいかもしれません)
そうするとさらに面白いことに、AtCoderのレーティングは相対評価なので、自分の能力が上がっていなくても、やめる人と始める人とのバランスで、思わぬレート変動が起こります。これを楽しめるのはAtCoderならではかなと思っています。(この遊び方を推奨しているわけではありませんし、可能なら周りの人とワイワイ精進する方が楽しそうに見えています)
(あと個人的には競プロerの競プロ以外の趣味の話を見聞きするのが趣味なので、競プロやめてもtwitterのアカウントを消さずに適当に呟いててくれると嬉しいです。)
おわりに
世の中に無限に存在する趣味の中で、偶然にも競技プログラミングに出会い、さらには始めてみた時点で、そこそこのセンスがあると思っているので、もしも競技部分のセンスがあまり高くなかったと気づいてしまったときには、趣味としての別の楽しみ方を見つけられることを願っています。(サッカーとかバスケとかも趣味で楽しめるのに、なんで競プロ(というかマイナーな趣味)だと難しいんだろうね?(上が身近に見えるからでは?))
おまけ
雑な色変予告として、「AtCoderがサービス終了するまでに水色になる」と言い続けているので、私が水色になれるまで運営がんばってください。
競プロ純粋培養PHPerのみなさんへ
前回までのあらすじ
PHPでAtCoderに参加する人が増えてきてうれしい一般通過純粋培養PHPerであるところの私のこのブログが、AtCoder Clansさんに補足されたことで閲覧者が増えているので、せっかくなら役に立ちそうな記事を増やしておこうと思ったりしました。
純粋培養PHPerにありがちなこと
業務でPHPを使っているわけでもなくPHPを選んだ人のことを純粋培養PHPerと呼んでいますが、「型」を意識していない操作をしがちな気がします。
本題
問題となりそうなのは、だいたいfloorとceilですね。(ホンマか?)
AtCoderのコードテストでPHPを選んで、ソースコード「<?php echo PHP_INT_MAX;」で実行すると「9223372036854775807」と出力されます。たぶん2^63-1くらいですね。
では、「<?php echo floor(100000000000000/1);」とするとどうでしょうか?
これの出力は「1.0E+14」です。(詳しくは、PHP: 浮動小数点数 - Manual を参照)
要するに、「型を指定しなかったので、勝手に適切な型を選んでくれた結果、INTではなくなりました」ということですね。
解決策としては、「INTになるように計算しましょう」という話です。(この記事を書くために調べて知ったのですが、そもそも「/」が「浮動小数点数の除算」をしていて、「割る数と割られる数と答えが整数の場合のみ勝手に整数にして返す」という仕組みらしいです。詳しくは、PHP: 代数演算子 - Manual を参照)
(これ、もしかすると「要するに、~」のところが間違ってたりしませんか?まあ私も純粋培養勢なので、詳しいことは本職の方が教えてくれるでしょう。)
おわりに
型の指定をしなくてもいい感じにやってくれるのが、純粋培養PHPerにとって諸刃の剣であることを理解したうえで、謙虚に頑張りましょう。
あと、AtCoderでは任意精度数学関数(BC Math関数)なるものや、GMP関数なるものも使えるので、暇なときに調べてみると良いかもしれません。
AtCoderのRatedコンテストに200回参加しても茶色だけど、もう少し続けるよという話
前回までのあらすじ
AtCoderが10期目らしいですね。(おめでたい)
ところで、去年の6月にAtCoderが9期目で私のユーザーとしての参加が5年目に入っていたという記事を書いたつもりが、下書きで発見されて驚きました。(発見されたのは2021/05/31の話)
ということで、ちょうど良いタイミングなのでブログを更新するよという話です。
rated参加200回でも茶色だよという話
5年間、ちょっと休みながらの参加で、ついにrated参加回数が200回を超えました。
201回目でも緑に戻れなかったのは、ちょっと残念ですね。
これをどうとらえるかは人それぞれで、どう思われていようが特に意味はないのですが、こんな人もいるよというのを知ることがプラスになる人がいるかもしれないので、載せてみました。
あまり下ばかり見ても仕方ないですが、上ばかり見ていても疲れるだけなので、気分転換が必要そうな人に届くとうれしいのかもしれません。
200回参加してみての感想
「解けた!」は、まだ私には届いていないなあという気持ちですが、単純な精進量の問題なので、「届いていない」よりは「受け取りに行っていない」という方が近いかもしれません。
私が競技プログラミングに向いているかいないかという話では、他の参加者と比較した能力的には間違いなく向いていなくて、「参加開始時点の基礎能力で私よりはるかに強い人たちが、私より多く練習している」という状況なので、まあ妥当なレート遷移か、なんならよく耐えているなくらいの気持ちです。(正直なところ、2019年あたりには灰落ちも覚悟していたので、それからすると出来すぎくらいですね。)
「向いていないから辞める」ってもったいなくない?という話
オンラインゲームなので、向いてなくても楽しかったら良いかなという気持ちです。
まあ、「向いてないから楽しくない」ということなら辞めた方が良いと思いますし、取り組み方は人それぞれなので、「上を目指す。届かないなら辞める。」というのは否定しませんし、今までもその取り組み方で成功してきているのだとすると羨ましいくらいですが。
これは幸か不幸か、今までに受験もゲームも上手くいったことがないので、たぶん今後もこのスタンスで続けると思います。(どれくらい上手くいっていないかというと、高校も大学も就職も第1志望に落ちていたり、20年近く遊んでいるぷよぷよで10連鎖がいまだに安定しなかったり、なわとびで3重跳びができるようになるのに3年かかったり、雀魂で雀傑(AtCoderでいう4桁緑くらい)になるのに211半荘かかったりするくらいです。)
ゲームとしてのAtCoderのススメ
競技としてのAtCoderには参加できていないので、私におすすめできるのは、ゲームとしてのAtCoderだけなのですが、ほぼ毎週末自由参加の大会を用意してくれているオンラインゲームは珍しいのではないでしょうか。知らんけど。
巧妙なステマ
ところで、今まで何をやってもうまくいっていない私が、初参加で1位となったコンテストがありますね。Shitforcesの行BCというやつなんですけど。
なんと、そのShitforcesで今日(2021/06/01)の21時から、小説ソートなぞなぞという新しいコンテストが開催されるみたいですよ。これは参加してみるしかないですね。
まとめ
終わりよければすべてよしって便利な言葉ですよね。
AtCoderのおかげで、週末の飲み会が断りやすくなったり、Shitforcesに出会えたり、間違いなく楽しい時間が増えました。ありがとうございます。
今後とも「解けた!」と楽しい時間を世界に届けてくれることを、一参加者として応援したいなと思っているので、無理なく走り続けてもらえると幸いです。
10期目突入おめでとうございます。
行列推理 Beginners Contest 参加記
前回までのあらすじ
5/29にShitforcesで開催された、行列推理 Beginners Contest(以下、行BC)に参加したら、勘で1位になってしまっていたので、罪滅ぼしの意味も込めて参加記を書くことになりました。
まあ、たぶん1位になっていなくても書いてますが…(私がwriterになった時に、誰かが参加記を書いてくれたらうれしいので)
関係ないですが、解答欄はとりあえず埋める派です。
問題と私の勘
問題が画像のurlで出題されているので、作者に許可を取って画像を貼ろうかとも思いましたが、よくよく考えると、これを読む人は参加者かその他関係者しかいなさそうなので、辞めました。
一応、コンテストのurlだけ貼っておきます。
https://shitforces.herokuapp.com/contest/gyobc
A-Iの9問で60分間、各問題9択で提出は1問1回のみという珍しい形式でした。
以下、私の取り組んだ順にダラダラと書いていきます。
A問題は、9つの選択肢のうち、表示されていないものが9番のみなので、これを提出し、ACでした。3分43秒。なんとなくコンテストの流れを理解しました。
B問題は、縦横の3つずつでxorのような操作をすると真ん中だけが黒になるので、この条件を満たすものが3でした。斜めだと成り立たないので、本当にこれで良いのか迷いましたが、これ以上良い答えも思い浮かばないので提出するとACでした。11分33秒。A問題で理解した気になっていたのが、嘘だったことに気づきました。
C問題は、横に見ると、左の○を真ん中の●の方向に動かしたものが、右の図になっているので、1が条件に合っていそうです。縦と斜めは法則性がなさそうですが、B問題がACだったこともあり、諦めて提出すると、これもACでした。17分43秒。このあたりで、「何もわからない」という気持ちでいっぱいになっていました。
D,E,Fが何も分からずG問題へ。
G問題は、なにもわかりませんでしたが、「そろそろ7が答えになるのでは?」という思いで7を提出。WAでした。
H問題は、横に見ると、左と真ん中のどちらかでのみ黒のマスは右では白マスで、両方で黒のマスは右では黒または白となっていて、これに合う答えが2しかないので、2を提出し、ACでした。40分1秒。解説を読みましたが、まだ意味が分かっていません。
I問題は、上の3つの中段を見ると、左から順に、何もなし・黒2・黒1。下の3つが黒1・黒2・?で、中段に何もない選択肢が4しかないので、これを提出してACでした。51分16秒。これも解説を読みましたが、まだ意味が分かっていません。
I問題を提出したところで、順位が1と表示され、困りました。
「もしかして、誰も適当に提出をしていない?」という気持ちになり、そこから5分ほど、たまにリロードしながら順位が落ちることを祈っていました。
残り5分でDEFを見直すも、何もわからず。解説を見ると偶然でしたが、私の提出が、「9択の9問中、5問正解で、5,6,8が未使用、7が不正解」という状況だったので、「DEFに全部7を提出したら1問ACじゃね?」と思いつつ、1位を譲りたかったので、なさそうな答えを提出してWAで終了。
リジャッジと別解受付を待つも順位は変わらず1位で確定となりました。
「どうせ1位なら7を投げてもう1問ACしておけば良かったな」という気持ちで解説を読むと、D,F,H,Iの解説が分からなかったり、答えがバラバラになったのがGを誤答したせいだったりで、何とも言えないのですが、せっかくの1位なので、twitterのbioに記載しました。
あとがき
(以下、行BC)と書いて以降、1度も行BCが出てこないので、消そうか迷いましたが、せっかくなのでここで使うことにしました。
Shitforcesでは、今回の行BC以外にも、「くBC」や「くVC」、「ソトなコン」などが開催されています。
なんと、この参加記が公開される6/1にも「小説ソートなぞなぞ」が21時から40分間開催されます。
小説の書き出しの1文をソートしたものが与えられ、復元した1文で始まる小説の題名を答える形式のようです。
今回の行BCと同じく、新しい試みなので、時間のある方はぜひ参加してみてください。
と書いてから、この参加記を読んでいる人は、全員参加者だろと思いましたが、参加記の様式美として、次のコンテストの宣伝で終わる形が私の中で定着しつつあるので、今回もこれで終わります。
最後に、他の参加者、運営の皆さん、お疲れ様でした。次回も楽しみにしています。
AHC001
前回までのあらすじ
最近AtCoderを始めた人は、存在を知らないであろう「ふみこん」で正の得点が取れず、HTTF2019予選でも成長が見られなかったので、とりあえず虚無記事を作成したのが、私とマラソンの今まででした。
今回ついに、AtCoderでratedマラソンの第1回目であるAHC001が開催され、正の得点が取れたよって記事です。
今回の結果
提出1回目 823090
提出2回目 4302096900
提出3回目 4342447260
提出4回目 44054627088
最終順位723位でした。
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(2021/03/16 追記)
03/15の夜間にシステムテストが行われました。
最終得点 880,827,768,563点、最終順位 688位でした。
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問題は以下のURLでどうぞ。
https://atcoder.jp/contests/ahc001/tasks/ahc001_a
やったこと
今回は、rated第1回ということもあり、「できることをできるだけやろう」という方針でした。(できないことはできないので。)
1回目の提出は、「問題の理解とWAにならない提出の確認」です。いつもはここまでで終わっていたので、これを1回で通すのも個人的には大事な作業でした。
問題の入力生成方法を読むと、「異なる座標をランダムに 個サンプルすることで生成される」とあるので、全ての広告を1*1のサイズで指定位置に貼れることが分かります。
これを提出すると823090点でした。今のところ、これより上を正の得点と呼んでいます。
2回目の提出は、「x軸方向のみに限定して、得点を最大化」しました。本当は、この段階で、y軸方向のみで最大化したものと比較して大きい方を提出すべきなのですが、x軸の方を実装した段階で、満足して提出してしまいました。
また、この実装時に同一y座標に2つ以上の広告を置きたい場合の実装ができなかったのですが、「10000の範囲に最大200個までランダム配置」なので、放置しても良さそうだと判断して、同一y軸に1つのもののみを操作しました。
これを提出して、4302096900点、y軸方向も同様の操作をして、点数が多い方を提出した3回目が4342447260点でした。
ちなみに、この段階で参加していたPHPerは3人で、1人は823090点、もう1人が450億点ほどだったのと、方針として、「同一軸上に2点以上ある場合の処理をする」と「残りの軸についても動かす」の2つが思いついていたので、430億点くらいまでいければ良いかなと思っていましたが、twitterでは過少申告をしました。(そもそもつぶやかないのが正解なのですが、「順位表から分からない情報」にあたる「思いついている方針数と期待される得点」をごまかすためにしました。)(順位表から分からない情報の判断基準は難しくて、私のように、開始直後の順位表を眺めていた人間からは、「430億点くらいまで単純な操作で行ける」という予測は順位表から得た情報ですが、単に順位表を眺めた場合に得られる情報かといわれると微妙なので、次回以降は気をつけようと思います。(今回は、初めての正の得点でちょっとテンションが高かったのがあります。))(TLの他の方なのですが、提出の度に自分の得点画像だけを貼っている方がいて、たぶんそれが正しいコンテスト中のtwitter所作だと思います。)
4回目の提出は、「同一軸上に2点以上ある場合の操作」と「残りの1軸についても同様に広げていく操作」をしました。
「同一軸上に2点以上ある場合の操作」は、前述のとおり、「複数点ある場所がそれほど多くなさそうなこと」と、実装中に入力生成方法を読み直して気づいた「異なる値をランダムに個サンプルし、それをソートした列を とする。 、 とする。」ことから、「100000000/200=500000なので、10000より小さい場合ってほぼなくね?」と思い、「得点を最大化できそうなもの(rが最小のもの)以外を端に寄せて、残りの範囲で1つを最大化する」という操作に簡略化しました。
残りの1軸についての操作も、本当は、「尺取りの要領でmin(s,r)/max(s,r)を最大化」したかったのですが、そんな実装力は持ち合わせていないので、「rを超えるまで可能な限り広げる操作」に簡略化しました。
これを提出して、44054627088点で、提出時点で約700位でした。無事、目標達成です。めでたい。
ちなみに、いつの間にかPHPerが4人に増えていて、1位が480億点、2位が465億点で、私は3位でした。(もう1人の方は、最初の823090点のままだったので、時間が取れなくて記念提出をされたのだと思います。)(理由は不明ですが、最近PHPでのAtCoder参加者が増えていて、なんとなくうれしいです。最初の通過点アカウントとしてご利用ください。)
感想とかあとがきとか
一番テンションが上がったのは、実は自分の目標達成ではなく、1回目の提出で全体1位にhakomoさんが入ってきた時でした。かっこよかったですね。
今回、初めて正の得点が取れたわけですが、マラソン的には440億点から上が正の点数だと認識できるようになる必要があるのだと思います。(提出を見ると分かるのですが、4回目の提出が実行時間40msなので、マラソン的な「時間ギリギリまで微小な更新を繰り返して、より良いものを提出する」にたどり着けていないので。)
実際、もう少し実装力があれば、「4回目の提出の状態を初期値として、広告が接している境界の位置を変更して、より良くなるなら採用」とかをやってみたかったですが、「そんな能力があれば、5年も茶色erをしてないんだよなぁ」というお気持ちです。
これよりも有用な記事を他の真面目にマラソンをしたerが書いてくれているはずなので、AtCoderClans等から探して読みましょう。
個人的には、次回はマラソン的な正の得点を目指したいなと思えた良いコンテストでした。
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(2021/03/16 追記)
上にも書きましたが、システムテスト後に順位が35上がって、最終順位 688位、最終得点 880,827,768,563点でした。
おそらく、マラソン的な操作をしていた方々が、一部テストでTLEしたか、局所解ではまったかで、40msの実行時間が生きた結果になりました。(50ケース440.5億点→1000ケース8808億点なので、ほぼそのままの比率ですね。)(例の823,090点は、システス後22,914,631点らしいので、こちらはちょっとお得になってますね)
ちなみに、PHPerの3人の順位が以下のとおり等差数列で、ちょっとうれしかったです。
1位(全体204位) 963,070,689,510点 dicecuさん
2位(全体446位) 929,928,517,699点 yoichiroさん
3位(全体688位) 880,827,768,563点 inaba3(私)
最上位桁の数字が9だとマラソンに参戦できてる感じがして、やっぱりかっこいいですね。
ということで、運営さん含め、皆さんお疲れ様でした。
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ソートなぞなぞコンテスト かきさん
あじすら
前回の記事の最後で紹介した、ソートなぞなぞコンテストに参加しました。
結果は8分9完で18位でした。
部分トーナメントのときもですが、他の方の参加記が少なくとも私の目に付く範囲には存在していないので、私が作成しておきました。
コステトン
ソートなぞなぞコンテストは、30分10問(A(1)/B(1)/C(2)/D(2)/E(2)/F(2)/G(3)/H(3)/I(4)/J(5))でペナルティ60秒でした。
80人弱の参加だったので、部分トーナメントの約2倍ですね。
主催のてぃーいけさん(1119_2916)曰く、「語彙が偏らないようになるべくいろいろなところから取ってくるようにしました。」とのことで、まさにそのとおりでした。
問題と私の累積回答時間は以下のとおりです。
A ぞぞななソトー 23s
(今見直していて気づきましたが、ひらがなとカタカナは別でソートされてたんですね)
B おきこのみや 35s
C カステドホマルレー 48s
D うえおおおかじなのの 1m10s
ここまでは順調でした。
E ァィウクグデドフランン 2m06s
ここで、ファンドに引っ張られて少し時間をとられました。
F いいししたたたてばるわを 2m30s
G ククニニフフラリ 未回答
ここで少し迷いましたが、迷わずとばすべきでした。
H イスドバプララー 3m32s
I イカシスットマャン 3m58s
J うかざししじじののみみゅょょりん 7m57s
しゃくさんのツイートでドラクエの話題を目にしていたので、すぐに「耳飾り」は構築できましたが、「辞書順」や「主人」等の罠にはまり、なかなか正解にたどり着きませんでした。(おそらく、耳飾りに気づいてから正解までの時間は最遅だと思います。)
7m57sで8完の時点では6位でしたが、その後G問題を22分考えてもわからず。最終順位は18位となりました。
いせてはんん
今回の反省点としては、next_permutationを用意しておかなかったことと、断片的な情報で検索をしなかったことでしょうか。
G問題をみて、「リルラリルハ」が最初に思い浮かんでいたので、クニフの並べ替え6種*ラリの並べ替え2種の計12種を検索していれば、答えは出てきていたので、完全に私のミスですね。
また、途中で「クリクラ」というウォーターサーバーが思い浮かんだのですが、この製品のCMの原曲らしいので、これでも辿り着けているはずでした。
開始前に「全探索で答えが出るから、スピード勝負ですかね?」と呟いていた人間とは思えない態度ですね。
あがきと
全完できませんでしたが、私でも全完できる可能性のある問題であったことや、G問題が61人正解であることなどを考慮すると、ちょうどよい難易度だったように思います。
余談ですが、どうやら参加者の多くがUTやKU等のいわゆる高学歴erだったり、競技クイズerだったりしているような気配があり、私がまじめに参加するなら一般教養の勉強が必要かもしれないなと思いました。(おそらく部分トーナメントやくBC、AtCoderの参加者でも同じような気はしますが。)
ということで、2日連続の中身のない参加記となりましたが、どちらのコンテンツも第2回があれば参加したいと思っていますし、これを読んで興味を持たれた方が1人でもいれば幸いです。
他の参加者、運営の皆さん、お疲れ様でした。次回も楽しみにしています。
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追記
てぃーいけさんから、「来週月曜日22時から第二回やります」との発表がありました。
2/8(月) 22:00~ ソートなぞなぞコンテスト 2 です。
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第1回部分トーナメント 参加記の下記の部分
あらすじのラスの部分
前回の記事で紹介した第1回部分トーナメントに参加してきました。
結果は予選13位で通過。本戦1回戦第8試合 vs予選4位のりきぽんさん で初戦敗退となりました。
次回の参加を考えている方用に、今回の流れを書いていこうと思います。
予選開始前の予餞会の部分
2021/01/31 20:30 予選が21:00開始でしたが、楽しみすぎて、この時点で準備が完了していました。具体的には、夕飯と入浴、明日の炊飯予約、飲み物等の準備までです。ここから21:00の開始まで、メモ帳に部分を書き出しながら過ごしました。
本戦開始までの旋回の部分
2021/01/31 21:00 予選が始まりました。予選はshitforcesさんで全員共通の10問を10分で解き、正当数上位16名が本選進出、同数の場合は、最終正解提出の早い順、ペナルティなし(ただし、提出制限10秒)というルールでした。
幸か不幸か、私のタイピング速度では、10秒以内に次の答えをタイピングできなかったので、提出制限は気になりませんでした。
勝敗を分けたのは(参加者31人中正解者が25人未満だった問題は)、以下の3問で、このうち1問を正解して早かった人が本戦に進んだようです。
23/31
B 【動物】の笹の部分
ムササビ
14/21
F 【施設】のカレーの部分
エスカレーター
Bは「カササギ」の誤答が多かったようです。
この段階では不明でしたが、予備問題で「【鳥】の横の部分」というものが存在していたので、おそらく、カササギは【動物】ではなく【鳥】という扱いなのだと思われます。
Dは「ペースメーカー」の誤答が多かったようです。(私もその1人です)
これは、予備問題で、「Q.【州】の乾燥の部分 A.アーカンソー」というものが存在したので、別解としてほしかったです。(おそらく、しりとりでアーカンソーが出た場合は、「そ」または「お」の扱いだと思うので)
Fの誤答は「マスカレードホテル」でしょうか。
エスカレーターは設備では?と思わなくもないですが、「エスカレーターは毀損しなければ、取り外すことができず、エスカレーターの設置されている【施設】のその他の部分とともに、それぞれ一体として機能し、【施設】を構成している」ということだと思われます。
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運営のしゃくさん(dem08656775)から以下の発表がありましたので、追記しました。
「Fのエスカレーターが【施設】なのは施設にあるものという意味です」
「【】の中身は大分類とは限らなくて、それを強く連想させるものや関係するものである場合もあります」
「例えば【学校】の牛の部分で答えが給食であるようなことがあり得るということです」
---------(02/01 20:00 追記)
上記3問のうち、私はBではまらなかったことが幸いして、13位で本戦進出となりましが、制限時間もあり、誤答にはまった時の恐ろしさを感じました。
本戦終了までの先週の部分
予選終了から、アカウント確認の時間をおいて、20:30 唐突に本戦が開始しました。
噂によると、お風呂に入っていた方もいたようなので、このあたりが次回までの考慮点かもしれませんね。
本戦は、ほぼほぼタイピング速度と回線速度を競う形になっていましたが、どれも白熱した試合で、めちゃくちゃ楽しかったです。
本戦1回戦第2試合の「【鉱山都市】の錆の部分」は、「鉱山都市ってなんだ?」となりましたが、前回の記事で書いたとおりの信頼できる問題選択だったと思います。
なお、私は本戦1回戦第8試合の「【骨】のケルトの部分」で、5秒ほどの差で負けました。タイピング速度大事!!
また、優勝したあなごさん(ACagohiWAme)は、くそなぞなぞのレートも1位の方で、語彙力と速度の両方を備えており(優勝しているので、それはそう)、見ていて笑えるほど強かったです。
「予備問題出します」の代打の部分
本戦終了後、部分トーナメントさん(bubuntounamento)の「余った問題を出していこうと思います 誰でもどうぞ」のアナウンスのあと、17問が放出され、問題が読み込まれた時には、すでに答えがリプライされているお祭り状態でした。
ここでも、【花】や【病名】など、さまざまな分野の答えが瞬時に出てくるので、勉強になったきがしました。
最後の「【戦車】のメタンの部分」にリプライが1つしかつかなかったのも良い終わり方だったと思います。
あとがきのト書きの部分
以上が、第1回部分トーナメントに関する部分ですが、その後も試行錯誤や参加者の自作問の放出等があり、第2回が楽しみです。
個人的には、すぐさん(8_uqs)の「【国名】のシュシュの部分」が朝鮮民主主義人民共和国に限定されるのが驚きでした。(その他の国は、民主共和国などのようです。)
ところで、2021/02/01(本日)22:00~ 部分トーナメントの予選が行われたshitforcesさんで、てぃーいけさん(1119_2916)主催のソートなぞなぞコンテストが開催されるようですね。