年末レート単調減少Streak最長記録更新の展望、あるいは上達しないゲームとの向き合い方について

これは何?

競プロ Advent Calendar 2022 の5日目の記事です。#競プロAdC

  • 競プロにはいろいろな楽しみ方があるよ
  • 疲れたら一度距離を置いて、また気が向いたら戻ってきたら?

というような趣旨の怪文書です。(そはほんまか?)

前回までのあらすじ

本AdC25日目担当のryusukeさんがAtCoder(アルゴ)のレーティングで水色に到達した(めでたい)ことのお祝いに花を添える(?)ものという認識の本企画に空き日程があった。

これはいかんということで、ネタ記事が出てなさそうな最初の空欄にエントリーしたら、何の準備もできずに当日を迎えたというお話。(なんなら当然のように全枠埋まったし、私が無理に参加しない方が良かったのでは?みたいな状態ではある)

閑話休題

AtCoderで問われる技術的なものについて書くのは、私より適任の方がいくらでもいるので、私が書けるネタ記事は何かを考えた結果、「年末レート単調減少Streak最長記録」のお話になりました。

年末レート単調減少Streakって何?

その名のとおり、AtCoderの「年末」時点の「レート」が「単調減少」している期間の連続(Streak)記録です。

AtCoder(アルゴ)のレーティングが始まったのが2016年で、私の年末レートが2021年まで単調減少なので、他の方の状況を知りませんが「年末レート単調減少Streak最長記録保持者(の1人)」ということが言えます。(コーナーケース(?)ですね)

記録更新の展望

ありがたいことに(?)、昨年末(2021/12/26)が765に対して、現時点(2022/12/05)が835なので、「年内残り3回のABCで70減ることはないやろ」というお気持ちです。(これは罠で、今年のABCで1回で減少したレートの最大値は50なので、更新もありえます。)

(2022/12/26追記)

12/24のABC283終了時点で813となりましたので、無事記録更新回避となりました。

来年からは単調増加ストリークに変えていきたいですね。

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結局これは何?

「5年間連続で記録が落ちてる人が、6年目でちょっと上向きそうなのおもしろくね?」というお話です。(本当に上向いてるかは議論の余地があります)

いわゆる趣味(とりわけ対戦ゲーム)に対する取り組み方として、自分が向いていないかもしれないと思ったときor明らかに勝てない状態が続いたときに、一般的な判断としては、その趣味で競うことをやめる(いわゆるエンジョイ勢になる)か、その趣味自体から一時的(あるいは永久的)に距離を置くものだと思っています。

で、面白いことに、どうやら強い人も、そこそこで飽きてくるらしく、同じようにエンジョイ勢になったり、やめたりするようです。(強い人たちは、より正確に伸びしろ(あるいは上との差)の分析ができるのも大きいかもしれません)

そうするとさらに面白いことに、AtCoderのレーティングは相対評価なので、自分の能力が上がっていなくても、やめる人と始める人とのバランスで、思わぬレート変動が起こります。これを楽しめるのはAtCoderならではかなと思っています。(この遊び方を推奨しているわけではありませんし、可能なら周りの人とワイワイ精進する方が楽しそうに見えています)

(あと個人的には競プロerの競プロ以外の趣味の話を見聞きするのが趣味なので、競プロやめてもtwitterのアカウントを消さずに適当に呟いててくれると嬉しいです。)

おわりに

世の中に無限に存在する趣味の中で、偶然にも競技プログラミングに出会い、さらには始めてみた時点で、そこそこのセンスがあると思っているので、もしも競技部分のセンスがあまり高くなかったと気づいてしまったときには、趣味としての別の楽しみ方を見つけられることを願っています。(サッカーとかバスケとかも趣味で楽しめるのに、なんで競プロ(というかマイナーな趣味)だと難しいんだろうね?(上が身近に見えるからでは?))

おまけ

雑な色変予告として、「AtCoderがサービス終了するまでに水色になる」と言い続けているので、私が水色になれるまで運営がんばってください。